七夕と「星」について

七夕と「星」について

 七夕を行う上で欠かせないのは竹、短冊、七夕飾り、それから夜の星です。なぜなら、七夕には「織姫」と「彦星」が欠かせないからです。この「織姫」と「彦星」について、ご存知の方も多いと思いますが、念のために簡単な説明をさせて頂きます。

 その昔、織姫と呼ばれる機織の上手な姫と、彦星と呼ばれる牛飼いの若者が居ました。二人は出会って直ぐに恋に落ち、結婚して幸せに暮らしていました。しかし、二人で一緒に居る事ばかりに気を取られ、仕事をしなくなってしまいました。
 それに怒った空の神様が、二人の間に大きな川を作りました。離れ離れになった二人は一生懸命に働いて、一年に一度だけ会うことを許される様になりました。

 これが、多くの人が知っている「七夕のお話」です。しかし、この物語は分かり易く改編された物で、登場人物の名前や物語の細部も元となった伝説とは異なっています。「織姫」と「彦星」は今も星の名前となり、もう一つの星と繋げると大きな三角形を作る事から「夏の第三角形」と呼ばれています。ここでは、なぜ「七夕」は夜の星と共に行われる行事になったのか、星座の御話も交えて御紹介します。

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