「七夕飾り」について

「七夕飾り」について

 今でこそ、七夕という名前のついたイベントで配られる七夕飾りの代表である「短冊」は、実に様々な材料が使われています。例えば環境を考えた再生紙や、笹の緑を強調するために色鮮やかな和紙を使ったり、時には紙ではなく地元の名産品やキャラクターをプリントした特別なプラスチック製に面白いデザインを強調した物もあります。しかし、伝来した直後の七夕で飾られた短冊は神社の御札の様に細長く、色も「青・赤・黄・白・黒」の五つとされていました。

 この「五」という数字で気付いた人も居るかも知れませんが、七夕の季節になると耳にする「五色(ごしき)の短冊」とは、先ほど書いた五つの色に分けられた短冊を指します。この「五色(ごしき)の短冊」ですが、これも七夕が日本の代表的な年間行事になったのと同じく、それぞれの色には理由があります。ここでは、もっと七夕を楽しんでいただこうと私が調べた「短冊」と「色」の関係性や、その短冊に書く「願いごと」の始まり、それから「七夕飾り」について御紹介します。

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